平成25年度 会長報告

平成25年度 草津商工会議所青年部

会長 川端嘉之

 平成25年度草津商工会議所青年部の会長としての職を終えるにあたり、この一年を振り返り報告させていただきます。

 4月の通常総会で、「おかげさま。」のスローガンを掲げさせて頂き、事業計画、予算の承認、さらには草礎会の発足と、新年度のスタートにふさわしい総会となりました。

 5月例会では拡大委員会の主導のもと「商工会議所とは、そして商工会議所青年部とは」と題し、矢野事務局長をお迎えし、守野歴代会長・岩本副会長にそれぞれ商工会議所、YEG、草津YEGの歴史と30周年についてご講演いただきました。新入会員はもちろん、既存のメンバーにおいても分かりやすく、それ以降のYEG活動に対し理解を深めるいい機会になったことと確信いたしました。

 同じく5月には対外特別委員会の主導のもと、スプリングフェスタin矢橋帰帆島公園に参加協力させていただき、東日本大震災のパネル展示および義援金の受付を行いました。当日は晴天にも恵まれ、たくさんの入場者のみなさまよりたくさんの義援金を受け取ることができたとともに、東日本大震災への温かい気持ちにも触れることができました。

 6月例会は、本年度で3回目となる「3YEG合同例会」を研修委員会による企画運営

により草津の地にて開催いたしました。守山、大津の大盛会に続く草津の手腕に期待の集まるなか、森谷敏夫氏による講演はもちろん、懇親会も非常に盛り上がり、守山・大津のみなさまからも絶賛の褒め言葉をいただけた例会となりました。

 本年度は2年ぶりに全国サッカー大会に「草津30周年よろしくね!チーム」として参加いたしました。7月の炎天下のもと優勝旗を草津の地に持ち帰る!という熱い思いで勝ち進みましたが、惜しくも準決勝にて敗退という結果に終わりました。草津チーム内はもちろんのこと、全国から集まったYEGの仲間とのサッカーを通じての交流は非常に有意義で貴重な経験となりました。

 そして、7月27日、本年度の中で最も大きな事業のひとつである「創立30周年記念事業」を執り行うことができました。30周年実行委員会が昨年度から準備を進め、日本全国よりの来賓の方々、先輩諸兄、草津YEGに関わるたくさんの方々にお越しいただき、盛大に成功裏に終えられたこと、「ありがとう」そして「おかげさま。」の言葉をかみしめ、涙あり、笑いあり、達成感ありの事業でした。

 8月の通常総会では、次年度会長の承認、そしてその後同会場にて交流委員会の設営による納涼例会を行いました。琵琶湖畔のビアガーデンは納涼例会には最高のシチュエーションで、各委員会ごとの趣向を凝らしたアトラクションも見所のひとつとなり、青年部にふさわしい交流ができた例会でした。

 9月は拡大委員会によるオープン例会とし、「頭のいい人脈の作り方」と題し立石剛氏にご講演いただきました。講演も非常に有意義であったこともさることながら、このオープン例会を機にさらなる新入会員の拡大につながった価値ある例会でした。

 同じく9月には、オータムフェスタin矢橋帰帆島公園にブース出店させていただき、東日本大震災のパネル展示および義援金の受付、東北地方の物産販売、わたがし販売を行いました。オータムフェスタ自体の多くの来場者のおかげで物産販売、わたがし共に完売することができ、義援金箱にもたくさんのお気持ちを受け取ることができました。

 10月例会では交流委員会の主導のもと奈良県生駒市に出向き「第31回近畿ブロック大会 生駒大会」に参加しました。記念講演、分科会での資質向上、大懇親会での近畿一円のYEGメンバーとの交流と有意義かつ学び多き例会でありました。

 11月、草津商工会議所の事業である「草津まちあかり」の運営協力をさせていただき、微力ながら街の活性化の一助に貢献できたことを肌で感じることができました。

 同じく11月には「第3回みなくさまつり」において、運営協力と震災復興支援事業を行い、祭りの盛り上がりとともに青年部ブースでも震災復興物産販売、玉こん販売ともに完売し、義援金もたくさん送付することができました。

 11月例会では研修委員会より張琴氏を講師にお招きし、「育て!本物のリーダー ~真のリーダーが身につける視点とは」と題し、人と人との交わりの中から生まれるリーダーの姿について学び、青年部としての資質向上につながる有意義な例会でした。

 12月は臨時総会ののち忘年例会を行いました。11月に就任された伊藤会頭、金沢専務にもご臨席賜り、交流委員会の設営のもと、それまでの25年度を振り返り、残り3ヶ月への盛り上がりへと繋がるすばらしい例会となりました。

 年が明け1月例会では、タイへの海外視察研修を予定しておりましたが、タイ国内情勢が非常に不安定との情報を受け、北九州・福岡への国内研修へと変更となりました。変更において、非常に時間の無いなか、1月例会をしっかりした視察研修へと取りまとめて頂いた研修委員会には本当に頭の下がる思いでした。

 本年度は2月開催となった「日本YEG第33回全国大会 とちぎ大会」。2月例会として交流委員会の主導のもと参加いたしました。当日は宇都宮市内にもたくさんの残雪の残るなか全国各地より4000名超のYEGメンバーが集結し、主管YEGの壮大なスケールの設営、そして交流委員会企画の草津YEG交流会と、大会はもちろんのこと、宇都宮を堪能できた例会となりました。

 3月は拡大委員会による企画運営のもと西村貴好氏をお迎えし、オープン例会として「ほめる達人への道」~やる気を引き出す魔法の言葉~と題し130名もの参加をいただきました。企画当初より拡大委員会より青年部の例会にふさわしい講師と聞いていた通り例会時間が、あっという間に過ぎたと感じるほどすばらしく引き込まれる講演でした。その後の懇親会にも一般より参加いただけたことは喜ばしく、草津YEGを外部にも発信できた良い機会になったと思いました。

 卒業式。本年度は拡大委員会の設えによりたくさんのメンバーが参加し、4名の卒業式を盛大に執り行うことができました。草津YEGにおいて要職を担っていただき、ご尽力を賜った4名のご卒業生からは後輩メンバーに感謝の言葉を頂戴し、草津YEGの結束にも繋がるすばらしい事業となりました。

 

 平成25年度、30周年。 

 30周年記念事業で述べさせて頂いたように本年度は本当に大きな節目であったように思います。この周年を機に新たな草津YEGへと生まれ変わるスタート年度であったと思います。草津商工会議所の新体制への移行。青年部会員数は150名を突破し、年度当初より2倍以上に。それに伴う定款の見直し、組織体制の強化、予算配分の根本的な改革、新入会員への会の理解。来年度以降も模索しつつも早急かつ臨機応変に、よりよい草津YEGをめざすために私個人も本年度の経験をもとに微力ながら、YEG活動に邁進していきたいと思います。

 

 最後になりましたが、本年度草津YEGの活動にご賛同、ご協力いただきました草津商工会議所の皆様、先輩諸兄、そして草津YEGのメンバーの皆様に心より感謝申し上げ平成25年度草津商工会議所青年部の会長報告とさせて頂きます。

 

 心よりみなさまへ「おかげさま。」です。