平成２６年度　草津商工会議所青年部

会　長　　武田　正大

　昨今の経済環境の変化はあまりにも早く、激しさを増しています。そして本年は、アベノミクスに総称される経済政策や、消費税増税の影響が我々の企業活動や日々の生活に大きな影響を及ぼしてくることは間違いありません。このような環境下において若き企業家は、今何をすべきなのでしょうか。日々の業務に邁進し、精進を重ねることは至極当然のことであります。しかしながら同時にその先にある何かを探し求めていくことを忘れてはならないでしょう。

　我々草津商工会議所青年部（草津ＹＥＧ）は、親会であります草津商工会議所様の不断のご支援により、また関係する諸団体や諸先輩方のご協力により、おかげさまをもちまして３０年という歴史を積み重ねて参りました。また多くの皆様の協力を得て、特別会員の皆様を含め１８０名を超える大きな組織と成り得ることができました。この積み重ねられた歴史と大きな組織は、先人から引き継いだ宝箱であります。我々が探し求めている何かは、必ずやこの箱の中にあると確信しています。即ちその何かを見つけるにふさわしい場所が、草津ＹＥＧであるということです。

　我々は、３０年という節目の年を経験しました。今なすべきことは、改めて草津ＹＥＧの存在意義と価値を見つめ直し、本会の目的を達成すべく邁進していくことに他なりません。同時に、より効率的で効果的な活動が行えるように組織の体制を整えていくことも必須の課題であります。本年度草津ＹＥＧは、常設する５つの委員会を設置し、活動していきます。

○組織の要として

草津ＹＥＧの組織を継続発展させ、より強固なものにしていく為には、会員相互の情報の共有化と、対外に向けての情報の発信が必要不可欠であります。総務広報委員会を設置し様々なツールを活用して、内外に向けて情報の発信を積極的に行っていきます。

○学び舎として

商工会議所活動の一翼を担う青年部として、何よりも先ず個々の商売をより活発に行って頂ける為の事業を開催していくことが必要不可欠であります。個々の商売の糧となり、経営者としての資質の向上に繋がる事業を開催することこそがＹＥＧ活動の根幹であると捉え、研修委員会を設置し、例会その他の事業運営に積極的に取り組んでいきます。

○更なる大輪を目指して

１５０名を超える大きな組織が継続発展していく為には、更に多くの同志を求めていくことが必要不可欠であります。現状維持は衰退への始まりであると捉え、拡大委員会を設置し会員の拡大に努めていきます。

○仲間と共に

１５０名を超える単会となり多くの仲間ができました。また県内には６００名を超える仲間が、そして日本国内には２万８０００名を超える仲間がいます。この仲間同士が、様々な情報交換を行い、親睦を深めていき、お互いの商売の発展に繋げていくことが我々の活動の何よりの成果であります。交流委員会を設置し、互いをよく知り、高め合えるような交流の場の設営に努めていきます。

○地域と共に

我々商売を行うものにとって、郷土に貢献していくことは至極当たり前のことであります。郷土の発展があってこそ、個々の商売の発展にも繋がっていくものであると考えます。対外事業委員会を設置し、地域で行われる行事に積極的に参加すると共に、地域を活性化できる事業の創出を目指します。また、今尚東北地方の復興は道半ばであります。少しでも継続して支援をしていきます。

３０年を超え、１５０名を超え、草津ＹＥＧが継続し更なる進化を遂げる為には、組織としてまたメンバー個々が、明確な目的意識を持ち、積極的な活動を行っていかなければなりません。

「強い意志を持ち　力強く進化し続けよう」

次の１０年が実りあるものである為に、我々はその歩みを止めることなく、確実に力強く進み続けようではありませんか。皆様のご支援、ご協力、そして何より強い志を持って頂きＹＥＧ活動に邁進頂けることをお願い申し上げます。

活動指針

１．個々の商売の発展に寄与できる活動を行いましょう。

１．新たなる発見ができ、魅力あふれる例会の開催を目指しましょう。

１．多くの仲間と共に賑わいのある事業を開催する為に出席率の向上に努めましょう。